「アン女王。追伸、腹を切る。」

「アン女王。追伸、腹を切る。」では、肥満に支配されてしまったある女性の人生を、メランコリックな物語として展開させる。アン女王自身の独特で胸を打つフォトモンタージュは、他 者になることへの憧れを表現している。アンの美への理想と、彼女の人格によって形作られ た物語のイメージが合体していく。アンの過去と現在の生活の間に、居心地の悪い違和感が 生まれていく。

「アン女王。追伸、腹を切る。」(Alauda 出版、2010 年)

フルカラー、80 ページ、24×33cm

(尚、Hahnemühle 社製 Photo Rag 用紙に印刷された 2 枚のオリジナルプリントを添え、手作り のボックスに梱包されたサイン・シリアルナンバー入りの限定版 75 部も用意されています。)